中古物件をリフォーム

ツバメの巣作り。

ツバメのつがいが今年も我が家の「しのや」にやって来た。「しのや」とは

納屋兼ガレージのような所。

 

何時頃から来るだろうか?たぶん、4月下旬位には…。

眼前をかなりのスピードで横切る黒い陰に、春の或る日気づく。フト見上げると、納屋と庭を見下ろす電線に2匹並んでコチラを伺っている。庭の上空を旋回してるかと思うと急降下、急転回で納屋の中に入って行く。見事な、いわゆる燕返し。

 

『あのさぁ〜、そろそろ、納屋の戸開けっぱなしにしてくんない?』『閉められると困るんだよねぇ〜俺たち』。何だかそう催促されている気がする。『はいはい、判りましたよ、ささ、どーぞ』。そういう訳で、当分、「しのや」の戸は閉めない。私が物心ついた時には既に、燕はここに来ていた。永年の来訪なのだ。

 

最近の新婚さんはチャッカリしてるのか、以前の燕が作った巣をちょっとだけリフォーム、(上部を少し新しい土で作成)して住まいにする。

 

天上に作ったからといって安心という訳ではない。巣の下には、私の車を駐車してるのだが、ここを足がかりに野良猫が虎視眈々と狙っている。また、巣の上は屋根裏になっており、主みたいなアオダイショウが昔襲った事かある。何処の世界も生きていくのはままならぬ。なのにそれでも毎年ここに来る。

まさしく sense of wonder。

ちょっとぉー、何見てんのさぁー。ヤメてくんない?、そーゆーの。
ちょっとぉー、何見てんのさぁー。ヤメてくんない?、そーゆーの。
そういう訳でしばらくの間、車の上には新聞紙が置かれる訳デス。
そういう訳でしばらくの間、車の上には新聞紙が置かれる訳デス。

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コメント: 1
  • #1

    ラフィキ (水曜日, 22 7月 2009 18:23)

    燕が来ると縁起が良いとは言いませんか。同じ燕、いや子孫が来るのでしょうかね。不思議な鳥ですね。あの鳴き声の賑やかさも味がありますね。
    私もここに来て10年過ぎましたが、燕は巣を作ってくれません。人相が悪いのかもね・・。