あらくれかき。

一日あらくれかきする。(5日前)

6月9日(火)。昨日の夕方より水を入れはじめた田圃が、今朝は70%くらい溜まっていた。

水が溜まっている方から、「あらくれがき」する。そうやると、水が他の所

に浸透していって、水田の面積が増えて行く。

お昼頃にはこの位までの水田になる(下の画像)。ここまで来ると、何となく、雰囲気になって来た。田圃に日々、手を加えれば加える程、だんだん愛着?のようなものが湧いて来るから不思議。これはほんと不思議だ。

 

永年作ってる方はこうやって、土地を愛していくのだろうなとも思う。それが度を過ぎると執着になっていく。どのあたりから変わって行くのだろうか?、土地を持って死ねるわけでもないのに。などとぼんやり思ったりする。

 

夕方には全部、水田となる。

耕耘機レッド1号は、トラブルも起こさず、全く良く働いてくれる。「あらくれがき」は、やみくもに進めばいいという訳ではなく、「の」の字を書くように進んでいく。高い所の土を低い所に持って行き、全体がでこぼこせず、均等の高さにする必要があるのだ。(完全に出来てる訳ではないが)

 

途中、また、何処からともなく、師匠がやって来て、ロータリー(回転している刃)の回転を、低速から高速に変えて行きました。デジカメは水に落としてはと思い、所持してなかったのでその時の画像はなし。

 

あともう一度、「上しろかき」という、最後の作業で、田植えにそなえる。

 

 

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コメント: 3
  • #1

    ラフィキ (水曜日, 22 7月 2009 22:25)

    そのように名前が付いているのですか。初めて知りました。でも違いが分かつような気がします。
    愛着が湧く、だからこそ草1本生やしたくない・・気持ちに変わっていくのではないかな・・と思いました。

  • #2

    planetary-n (金曜日, 14 8月 2009 00:30)

    ラフィキ様、コメントありがとうございます。
    お米作りの過程は細かく専用の言葉が用意されているようです。私もそんあなに細かくあるとは知りませんでした。お米という字が八十八の過程があるといいいますが、成る程、実感します。

    愛着と執着のボーダーラインはどの辺りに有るのだろうか?。
    相当苦労すると執着に変わる気がします。

    全てのものは諸行無常であることを認識しておきたいところですね。執着から全てのトラブルは生まれると思ってます。

    土地は誰の物でもない地球自身のもの。と私は思ってますが、こと私の田舎でそんなこと言っても、だぁ〜れも聞かないと思います。あはは。

  • #3

    Dwayne (日曜日, 22 7月 2012 17:11)

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