ジャガイモ成長物語。

その植え付けから収穫まで。

7月18日(土)。先日ジャガイモを収穫し終えた。ジャガイモの育つ過程、画像には収めているが、その全てをUPしている訳ではない。順を追って纏めてみた。

今年3月11日。その前日に耕耘し、この日じゃがいものタネ(去年のジャガイモ)を植える。間隔は40cm位、間の黒いのは牛糞。

4月18日。ジャガイモ、芽は出て葉っぱ出て来ているが、それ以外の所に小さな草が沢山生えて来ている。放っておくと厄介なので、この草を取る、

母の話によると、この草は昔はなかったらしい。近年急に目立つようになったと。

 

私は中国黄砂飛来説を唱えている。九州長崎県北部、黄砂は身近な存在なのデス。

4月22日ジャガイモ畑にイノシシ除けを作るため、杭を打つ。杭は樫の

木で出来ているので、しっかり固く重い。土が乾燥しているので、中々杭が土中に入らず手こずる。

これは、漁師さんが使う網である。私の町と隣町、そして後一つの別の町以外、長崎県の全ての市町は海に面している。

 

自分の町こそないが、反対側の隣町に行けば海はすぐある。身近なのデス。

5月7日。増えすぎた葉っぱの間引きをする。4〜5本を2本位にする。

そして、鶏糞と油粕を、ジャガイモの畝の両側にそれぞれ、(右側に鶏糞なら左側に油粕)追肥し、

両側から、ジャガイモが倒れないよう土寄せする。

6月2日。田植えの準備で多忙なころ、花が咲き始める。

はい、皆さん、これがジャガイモの花です。きれいで涼しげな花ですヨ。

7月5日。ジャガイモの花も枯れ、茎全体も枯れて来ると収穫時デス。

堀るのを遅くしても、雨で腐れてしまうので、掘れるときに掘ってしまいます。

判りにくいかもしれませんが、掘ってみると、だいたいこんな感じ。真ん中に一番下にあるのがタネ。(去年のジャガイモ)その回りに今年の次世代じゃがいもが出来てます。平均すると4〜5個位か。

 

ジャガイモを傷つけないように掘り出すには割と深く掘る必要あり。回数重なると結構きつい?理由は

 

1、掘る鍬の長さ、掘るための角度が、現代人の身長サイズにあってなく、相当、腰を落とし込み、低い姿勢から掘らなければならず、その姿勢が長続きしない。

2、深く掘ると全然なくて土ばかり、或は、ないと思って勢い良く掘ると沢山あって、鍬が実をブズリと傷つける。という経験が多くなると、少し疲れる。

 

そうこうやって、こんな感じに収穫出来ました。

 

えっ味デスカ?はい、トテモ美味しいですよ!農薬一切ナシですし。

 

3月初めに種まいて、丁度5ヶ月、その間手入れもしてやっと出来るのです。皆さん知ってましたか?、スーパーのジャガイモもこういう過程を経てそこにあります。8月末〜9月初めには再び冬用のジャガイモ作り始める予定デス。

 

えっ欲しいデスカ?、ウ〜ムどうしましょう?、田圃の草など取りに直接ここに来る人には無条件で差し上げます。そう多く作ってないのが現実ですが。近い将来、ご要望があれば『夏野菜セットfrom 惑星ハシグチ』とか、モニターセットを考えてみますかね。もっとも、こんなのでいい、というご要望があった上での話ですが。

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    ラフィキ (木曜日, 23 7月 2009 22:06)

    手作りのジャガイモ、美味しいに決まっていますよね。稲刈り手伝いのお土産にあげる事なんて、素晴らしいことでは無いですか。こんな無農薬のジャガイモを食べたら来春は田植機なんて不必要だったりして・・。沢山集まって、簡単に田植えが終わったりして・・。これが昔風田植え体験学習ですよね。

  • #2

    planetary-n (木曜日, 06 8月 2009)

    ラフィキさま、いつもコメント、まことにありがとうございます。
    ジャガイモはその後の天候不順で貴重なものとなりました。沢山集まって手植え、理想ですね。いつかそうなることをイメージしてます。ラフィキさんもその時、どうです?参加して頂けませんか?