水田を耕耘するが…

耕耘機、再び故障!

100603(木)晴れ 水を入れ始めて一日経った水田。天気が良すぎて作業には不向き。だが、やる。今日は「荒塊(あらくれ)かき」という最初の水田を耕耘をやる予定。

その前に各隅に不必要に堆積している土を鍬で低い所へ運び水田をなるだけ均等にする。これは今の状態でないと、土地の高低が把握出来ないからである。

▲これをこのようにやる。▼

こちら側も、

このように。

日射しが強い中の作業、今日はさすがにチョット気分が悪くなり、早めに休む。 午後、出直して作業開始。耕耘機で水田を慣らす。

ここで、耕耘機が再び調子悪くなる。回転する刃のギアレバーが、固定する箇所が甘くなってるのか、すぐ所定の位置からずれ、刃の回転が止まるのだ。再びギアーを元のようにセットするのに、かなり、手こずるようになった。動きだしてもすぐまた止まる。暑い午後、作業は遅々として進まず時間だけが過ぎて行く…。急に田圃が途方もなく広く感じる…。

しょうがないので、苦しいときだけの神頼み、機械屋さんに依頼する。機械屋さんもシーズンを迎えた多忙の御様子、来てもらえそうだが時間は不明。ひたすら待つ。待つ時間があるものだから、色々考えてシマッテ気分はサイアク!

夕闇せまらんとする黄昏時、今一度、問い合わせると、「本日はこれから未だ一件あり今日中には無理のようです…」やれやれ、重い足どりで、帰宅した頃TEL あり。「予定の家が明日でも良くなったのでこれから来ます!」…ということで夕闇せまる中、疾風のようにオジサンはやって来る! 一旦へこませといてサプライズ、これは演出ではナイカ!と思う程だ。

早速調べ、適切な応急処置を、「これは応急です、本当はいけないのですが…」と言いつつ、後2、3日持てば、今年のお役目も終了という機械の事を考慮してか、何とか作業出来るようにして頂いた。ギアレバーの入り具合が甘くなっているのだ。長年の作業で摩耗している。もう、このレッド1号も御老体なのだ…。

 

処置後の動作は良好。もう今日は遅い。全ては明日に。機械屋のオジサンさんは、「では、ケガをしないようにね…」そんな台詞を残しつつ、夕日を背に再び疾風のよう去って行った!何かあるとスグ、くじけそうになる自分を勇気づけられた気がした。ありがとうございます! 長い一日が終わった。

 

今日も訪ねて頂き、ありがとうございます。良い事がありますように…。

 

 

 

コメント: 2
  • #2

    planetary-n (金曜日, 04 6月 2010 21:05)

    tsuyoshiさん、コメント、ありがとうございます。
    そうなんですよ。凄く暖かい言葉でありました。それに気付かれるtsuyoshiさんも凄いです。伊達に人生を行きて来られてないことをお察しする次第デス。お陰様で、今日は目一杯作業出来ました。レッド一号は弱音も吐かずガンバッて来れました。感謝です!
    あんな言葉をかけて頂くと、「よ〜し、やっタロウジャナイカ!」『ショーシャンクの空〜』の様な『あしたのジョー』ような不屈のキモチが湧いて来るから不思議です。単純に乗りやすいのかもしれませんが(笑)。

  • #1

    tsuyoshi (金曜日, 04 6月 2010 11:32)

    今度は違う箇所だね。おじさんの「ケガをしないようにね・・・」という言葉はなんて温かいんだろう。nさんが勇気付けられた気持ちがよく伝わってきました。今日はいい気分で作業ができるといいね。レッド1号も無事お努めできますように。