田植え2日前

アズを取る

100611(金)晴れ 本日も田圃は基本調整日。午後、アズといわれる水面に浮いた短い草クズを、松葉カキで取り除く作業をやる。これがあると、植えた苗がその草で倒れたりするからだ。

田植え2日前の田圃。

これがアズが溜まってるところ。風で、こちら側に寄って来てる。

松葉かきで、丁寧に取り除く。

畦にある茶色い塊がすくい上げたアズ。

今日の苗の様子。順調である。感謝。

 

さて、ずっと天気だったが、どうやら九州北部地方、明日からは崩れ、梅雨の走りみたいになりそうだ。このお米プロジェクトは友人たちとその過程の体験をシェアすることを重要視している。それでなければ、極端に言えば、私独りでも時間さえかければ機械はあることだし田植えは出来てしまう。平日でもやれるのだ。しかしそれでは、「お米プロジェクト」と名乗る意味がない。

 

お米プロジェクトは単に米作りだけを第一義においているのではない。もちろん、作るからには良いお米を作りたい。皆さんにも評判いい、ここのお米を味わってもらいたい。しかしそれ以外にも、年間の長いお米作りのその過程に少しでも関与し、その体験を分かち合い、友情をや親交を温めたりすることの方にどちらかと言えば重きを置いている。

 

短い人生のある時にたまたま縁があった人々と同じ作業をし収穫を味わい、時間と空間を共に過ごす。お米作りは、そのマテリアルとも言える。それは焚き火でも、キャンプでもいいのだが、たまたま、ここには一反強の田圃があり、持ち主が私の家で、私がチョット変わっているのでこうなったのである。自分だけ、がめつく作って稼いで、それで何が楽しい?  MORE&MOREの時代はとっくに終わっていると思う。

 

今年は夏が冷夏だと噂されて廻りの人たちは例年より早く植えている。すでに田植えが終了している田圃も多い。私のようにまだのところもある。一般に高度が高い所は早い。私共の田圃は地域では一番低い所にあるので少し遅い。

 

13日(日)は雨になりそうで、一緒に田植えやる予定の友人たちに、少し心苦しい。しかしこの日は、友人たちの予定もあることだし、かなり前からアナウンスしていた。天気ばかりはどうにもしょうがない。せめて小雨で経過してくれればと祈るばかりだ。

 

御訪問頂きありがとうざいます。良い事がありますように…。

 

 

 

 

コメント: 2
  • #2

    planetary-n (水曜日, 07 7月 2010 02:05)

    ラフィキさん、遅れましたが、コメントありがとうございます。
    そうですね、熊手ともいいますかね。このあたりでは松葉箒とか言います。熊手は形は同じですが少し小さいのを、そう呼んでいた気がします。
    博多でも「十日恵比寿」のお祭りの時、熊手が縁物としてあります。
    ありがとうございます。

  • #1

    ラフィキ (月曜日, 05 7月 2010 15:14)

    この道具は熊手という。松葉かきとは長崎だけの言葉かな。東京で行われる正月の飾り付けは熊手で沢山の店で売っている。浅草の観音様もこれで賑わう。
    熊手は「掻き集める・・」所から縁起物として扱われている。