梅雨時小旅行

福岡博多散策(伝統と最先端)

100701(木)曇り ここ数日、福岡に小旅行する。今後、地域行事などが連続で予定されていて、気分を変えるのはこの時期しかない。迷わず行く。

福岡は21年も住んでいた。21年も住んでいたら、私みたいに積極的に友人を作らないタイプの人間でも、縁なのか、結構友人が、いつの間にか出来る。彼等を訪ねるだけでツアーが出来る。未だ、お誘いがあって時間が無く訪ねてない友人もいる。感謝でアル。今回は久留米から博多へ動いた。

 

博多エリアの友人宅からチャリで福博の街を散策する。チャリで散策するにはもってこいの街なのだ。因みに、佐世保市や長崎市をチャリで散策するヒトは殆どいない。坂が多く、誰もチャリなど乗らないのだ。そのくらい、街によってライフスタイルは違う。

 

福岡と博多の街は、那珂川という川で区切られている。おおざっぱに言えば、川の東側が昔ながらの博多の街。東京で言えば下町的だ。西側が「天神」と呼ばれ、九州一の商業施設が集中している福岡の街。東京で言えば山の手的かもしれない。合わせて「福博」と呼ばれる。

 

その住み易さはつねに国内でも、また世界の都市の中でも上位にランキングされている。実際そうだった。21年間楽しい思い出ばかりだ。ああいう楽しい人生の季節は、もう、ないだろう(笑)と思う。

 

7月になると、福博の街に、『博多祇園山笠』という、七百年以上続く伝統的なお祭りが始まる。大きな「山」と呼ばれる山車(だし)が、締め込み姿のいなせな九州男児男衆によって、街中疾走していく。多人数で走るので、地響きがする。橋がゆれる。もの凄い迫力。観た人しか判らない。

 

最初に祭りのクライマックス、早朝に催される、「追い山」を観た時は、私も度肝を抜かれた。こんなに凄い祭りを見た事なかったからだ。それもこんな都会の真ん中で!何百年と続いてることの凄さ!機会があったら是非観てほしい。(毎年7月12日〜15日早朝が祭りのピーク)博多の底力を知れマス!

 

九州の玄関、博多駅前に登場した「飾り山」。山笠の期間中飾ってある。博多の街に夏の到来を告げる。

祭りの中心地に近い下町的な「川端商店街」の「飾り山」。

福岡側、天神の真ん中、新天町商店街の「飾り山」。TVクルーが撮影してた。

アップルコンピュターの専門ストアー、「アップルストアー」、このあたりでは福岡天神にしかない。行ってみる。

話題のiPadを触ってみる。平日なのに幅広い年齢層で賑わっている。

iPadで、自分のHP、『遊星測候所』を開いて見た。こういう先鋭的都市空間の中で見ると、空と山の自然の風景がより際立って見える気がした。

 

佐世保などにある大手電気量販店、山田電気やベスト電気ではアップルの方針で、製品を置かなくなった。 なので、実物を見る機会がない。アップルよ、チョット偉ぶってないか?

 

もの凄くほしい!とは思わないけれど、実際触って見ると、もうなんだか魔法のような機器だった。「ココまで進んだか!もう物質文明も最後のステージだな…」などと妙に納得した自分だった。

 

本日も、ご訪問頂きありがとうございます!良い事がありますように…!

 

 

 

 

 

 

コメント: 6
  • #6

    planetary-n (月曜日, 05 7月 2010 21:01)

    ラフィキさん! お久し振りです!どうされていたのですか〜(笑)。
    コメント、まことにありがとうございます。そして、またまた、時系列逆行型、怒濤の機関銃的コメントの嵐を、誠に!ありがとうございます。私もタイムトラベラーになって時系列逆行し、ラフィキさんを追って、コメントのご返事書いて行きます。

    ラフィキさん、いつか本物を観て下さいませ。ド迫力でありますよ〜東京は浅草三社祭、有名ですね。しかし、あれより正直、迫力が違います、何しろ何トンもある、「山」が博多の町を走ります。三社祭のように女性が入りません。凛としてマス。早朝4:55分だったかに始まるクライマックスは、その前夜から、おりからの蒸し暑さも加わって、博多の町は異様な興奮と熱気に包まれてます。もうなんだか判ラナイ感じデス(笑)。いつか体験される事をお祈りします。

    iPad! 、ラフィキさん、もう体験済みですか〜!サスガ、デジタルにもお詳しいラフィキさんですね〜! それもアキバで!デジタルにもお詳しくナチュラルにもお詳しい方など、そうは、いないものです。たいてい、どちらか一つです。そのあたりがラフィキさんを只ならぬ方にしていマス。カッコイイ!

    iphoneもそうなのでしょうが、iPadの、その、透明な水面を滑るように動く画面は、そのブレの余韻まで計算してあって、実に心地よい動き。これがデジタルだとは思えない新鮮さ。これには参りました。大きさも実に上手い所を突いてくる。大きいすぎず小さすぎず…。ラフィキさんにはお安い買い物ですよ〜(笑)。感謝します。

  • #5

    ラフィキ (月曜日, 05 7月 2010)

    博多祇園山笠
    見たことはないが観光客用のとビデオをみた。凄く勇壮で素晴らしいものだった。本物を見ることが出来るのは何時なのだろうか。
    博多のメインストリートは10回以上歩いている。しかし、まだまだ見てない所もあるのでは・・・。

    所でiPadなるもの
    爺も欲しいと思っているが・・爺には給与がないから、夢に終わるのかも知れない。しかし、魅力に満ちあふれた代物であることは確かのようである。
    爺は秋葉原で眺めている。

  • #4

    planetary-n (土曜日, 03 7月 2010 20:23)

    amber クン どうもありがとう。その通りだね。

  • #3

    amber (土曜日, 03 7月 2010 18:57)

    従兄弟の方のご冥福をお祈りします。

    自分にも、自分と同世代、あるいは自分よりはるか年下であるにもかかわらず夭折してしまった知人や親戚が何人もいる。
    (Tさんの突然の死もショックだった)

    自分は「生きている」のではなく「生かされている」のだと思わなければならないね。

  • #2

    planetary-n (土曜日, 03 7月 2010 15:15)

    amber クン コメントありがとうございます。



     近くまで来ていたのに声もかけず申し訳ない。会っていた友人の方を、コチラの理由で優先させて頂いた。声をかけてない友人は多い。全ては与えられた時間から逆算し、会う人を選択させて頂いた。また、自分一人の匿名性の時間を持ちたかったせいもある。ご了承あれ。

    

私はもうコチラに戻ったのだが、親族に不幸があり、戻った翌日、再び福岡糸島市まで葬儀に。亡くなったのは、従兄弟。(佐世保出身)ひと学年下だけど同い年。奥さん子供残し急死! 悲しみの葬儀だった。人生の無常感を、その後、何時にも増して感じてイマス。

  • #1

    amber (土曜日, 03 7月 2010 14:31)

    旅行中に急用で連絡して申し訳ない。
    Eさんの会社に売り込みをかけるプランがあって、社長から縁故者がいないか尋ねられたんだ。
    というわけで、この世界はスピードが重要なので、急遽連絡した次第。

    博多駅の、飾り山の前を毎日通って通勤してるよ。
    夜もライトアップされてその眺めは見事なものである。

    今度、iPadを知人からプレゼントでもらうことになっているのだが、仕事で使うとき以外は、なるべく意識して自分から遠ざけておこうと思っている。
    何故かって?
    「何もしない時間」がなくなってしまうからさ!
    (一生かかっても消化しきれない楽しみがある、とかなんとかCMでもうたってるよね)
    何もしないボ〜ッとした時間にこそ、アイデアやひらめきが訪れる。
    iPadはそれを奪ってしまいかねない危険な端末だ。