渦中に日常を生きる。

墓の樹木を影切りする。

110314(月)曇り 大地震があって、TVに思わず釘付けになりそうだが、TV、ラジオを消すと、そこには「いまここ」の風景と時間が在る。もちろん、地震関連が気になりつつも、ともあれ地震以前から予定が決まっていた家の墓の樹木の影切りを、専門の業者の方2人来て頂き、終日やる。今切っておかないと手に負えなくなる。自分も手伝う。

登ってチェンソーで枝を切って行くのは、プロでも難しい作業なのだそう。
登ってチェンソーで枝を切って行くのは、プロでも難しい作業なのだそう。

お二人にお聞きすると私の家の仕事の前は、なんとハウステンボスの造園作業を依頼されてやっておられたそうだ。熟練の技と経験から、みるみるうちに墓の廻りの樹木が良いバランスですっきりしていく。私は切られた枝を片付ける役だった。

作業は夕方少し早い時間に終わる。造園師の国家資格をお持ちであられる御2人に、家廻りの庭木の手入れ剪定時期などを尋ねると、心良く教えて頂く。基本、普通の樹木は1月〜3月に剪定すること。花の咲く木は花が咲いた後、竹は8月等だ。また、家にずっと昔からある庭木なのに、正式名を知らがないのがあり、尋ねると、「…それはモッコク、それはマサキ」。次々と長年の謎が解けていく。解けていくのは凄く気持ち良い。

こういう知識は自分はこれまで全くなかった。私と同世代の人たちも、それを専門に学んだ人や、余程小さい時から樹木に親しんで来た人以外は、たぶん知らない事だと思う。知る機会も環境も、そうなかったと思う。

 

少しでも興味ある未知の分野を覚えて行くのは新鮮だ。10くらいの知識を聞かされても7くらいこぼれ落ちるのだが、2〜3くらいはなんとか覚えて行く。それがちょっと嬉しい。感謝!

 

それぞれの場所での役割があり、それを出来るだけ穏やかにこなして行く。穏やか生きることは見えないところで地球の平和に貢献していると信じている。色々はやる気持ちがないでもないが、ひとまずそこから始める。以上、忘備録的に。

本日もご訪問ありがとうございます。それでも良い事がありますように!

 

 

 

 

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