行って見たぜ、福岡自然農塾!

そこは若者で溢れていた!

驚きの若者の参加数!関心の高さが判る。主催の方に伺うと今日はとても少ない方だと!  画像は畑の畝(うね)を指導のもとに皆で作ってるところ。
驚きの若者の参加数!関心の高さが判る。主催の方に伺うと今日はとても少ない方だと!  画像は畑の畝(うね)を指導のもとに皆で作ってるところ。

120205(日)曇り 

「ストレンジさん、糸島(福岡県の糸島市)の「福岡自然農塾」、良かったら一緒に行きませんか?」

 

母の葬儀以後、久し振りに会ったご近所のsayuさんよりお誘いを受けた。sayuさんは、ここのお米プロジェクト’10にも関わってくれた方だ。自分はと言えば、母のその後の法事関係も一段落し、状況は今後の身の振りを考える時期に移行しつつある。気分転換の意味も兼ねてお誘いに乗る。

自分は一人者なので、親の介護が終わった今、ひとまず今後は自分の人生だけを考えて生きて良い。こういう状況は、あたりまえだが生まれて初めて! これまでの人生、殆ど何故か常に親のことが気になって、自分の人生を単独では考慮出来なかった。それが終わった。なので今の状況がとてもとても新鮮である。「わぁ〜、今後は自分のことだけ考えて生きていい訳ね、わぁ〜、ある意味なんて幸せ♫ だって自分のことだけ、ひとまず考えて生きて良いのだもの!」

フト、あたりを見渡せば、3.11以降、世界は確実に変わった感じがするし、何時までこの世界が続くか判らない気配だ。確かなものなど何ひとつない激変の今。(自分が思うに)皆、いつ死んでも良いように毎日精一杯、可能な限り好きに生きれば良いと思う。人のことはともかく(笑)、悪いが自分も今後、好きに生きさせて頂こうと思う。

 

自分が好きに生きることは、自分が楽しく溌剌としてることである。それは、回りに良いバイブレーションを与えてると確信する。何が好きで何を楽しいと思うか、ここが人さまざま、別れるところだとは思う。具体的なことは深く静かに極秘裏に計画して行く。

話が逸れたが、そういう時にお誘いを受けた。やっと最近、車の運転にも慣れて来て遠出も出来そうになった。その時の為に、当地から〜伊万里〜唐津経由での福岡行きのルートも把握しておきたかったのもある。

 

また、もうひとつ、感慨深い興味もあった。「福岡自然農塾」は、実は、今を去ること約17年前、1995年頃から、自分はその存在を知っていたからだ。


         「福岡自然農塾」への伏線

 

現存する、当時の『いのち』の一部。
現存する、当時の『いのち』の一部。

 「福岡自然農」の通信誌『いのち』は、確か1990年代後半から〜2000年代前半まで、それを発行されていた村山直道さんから、無料で当時住んでいた福岡市内のアパートに送って頂いていた。

 

村山直道さんは、福岡自然農塾の主要メンバーのお一人で(中心的な方だったとも思う)当時、自分が興味持っていた宇宙論の研究会で、たまたま再三同席していたのだ。また、その後自分が関与する「福岡気功の会」の会員でもあられた。

なので、それらの関連イベントでは必ずお顔を拝見していたし、時にはイベントの同じスタッフとしてお手伝いもしたりした。村山さんは自分より少し年上、当時から常に穏やな方であった。会合やイベント全体を俯瞰しコーディネート出来るお方で、すでに安心出来るリーダーの気配をお持ちの方であった。

 

村山さんは当時、'90年以降の日本の精神世界の草分けである、山川紘矢、亜希子さんとも、いち早く交遊を持たれていて、昨年惜しくもお亡くなりになられた小林正観氏が未だ無名の頃、最初に福岡に招聘された人でもある。また高木善之氏の「ネットワーク地球村」でも活動されていたと思う。

自分はその頃、都市部のアパート暮らしだったし、自然農と言われても土地がある訳ではないし、関心も今イチだった。しかし、その毎回丁寧に作られている通信誌を見るにつけ、いつか機会があった時は…とも思っていて、はや15年以上月日が流れた。そして近所の方からこういう流れで再びお誘いが来るとは、人生の妙を思わずにはいられない。

それは、里山らしい場所にあった。
それは、里山らしい場所にあった。

5日の早朝7時、sayuさんの車でに当地を出た。同行者は、sayuさん、その夫であるヒロさん、sayuさんのお父さん、そして自分の四人、それ に、sayuさんのお友達で一度面識がある、SさんとKさんが、別の車で向かう。途中コンビニ等に寄ったりしたが、9時頃には、福岡県糸島市二丈町松国にある自然農塾に着いた。学びの場所は、松尾さんという方がやっておられる「松国農園」というところだ。ゆっくり行っても1時間半で到着する事も判った。わりと近いのだ。

         

          松国農園見学と作業

畑を囲んで、案内人、村山さんから説明がある。実に自然体で和やかな雰囲気だ。
畑を囲んで、案内人、村山さんから説明がある。実に自然体で和やかな雰囲気だ。

そこは、どういったらいいか、福岡県の西側、佐賀県からの山並を南に背景とした里山の麓のような所である。畑の脇に作られた簡単な小屋みたいなところで受付をし、見学料500円を払えばOK!  気付けばあちこちから同じような見学者が、ざっと40人近く! 凄い数である。それも皆若い。およそ20代〜40代位だろうか? 女性も多い。

ほどなく、とある畑の畦に見学者が集合し、塾の先生というか今回の案内人の方と農園の研修生スタッフのご紹介がある。

福岡自然農塾は、年に数回行われているらしく、今年は今日が最初の日。案内人は、ナント村山直道さんその人!ざっと約15年振りくらいだ。その後もずう〜っと関与されておられたとは、全くいやはやだ! 15年前と体型は全く変わっておられない。そして以前よりさらに物腰柔らかく、もはや仙人の気配が漂う感じだ。

 

後で知ったが農塾の案内人は毎回違うらしい。自分たちはどなたが今日の案内人なのか知らなかった。これも縁と言うものなのだろう…。 午前中は、この松国農園の、約20年も耕さない畑で作られている野菜を見学したり、2月の今、畑に必要な作業をスタッフの指導の元に、見学者が参加して、一部の畑の畝を造成した。

 

 

                                          鏡山農園見学

スタッフの方が稲の苗床の下準備作業をやってる所を、見学してるところ。慣行農業(従来の農業)にはない作業工程で大変興味深い。
スタッフの方が稲の苗床の下準備作業をやってる所を、見学してるところ。慣行農業(従来の農業)にはない作業工程で大変興味深い。

午後は、一貴山という、ここからほど近い山間いにある、鏡山さんと言う方がやっておられる鏡山農園を見学。ここには、松国農園と同じ不起農法の畑の他に、広い面積ではないが、実習用の7畝(せ)の自然農の田圃があった。

 

ここでは、4月にやる、苗床(苗を作る場所)の準備を、スタッフの方がやるのを見学させて頂いた。質問は全ての作業中、自由に質問して良く、そのつど丁寧な回答が返って来る。15年近くもこういう見学と学びの会をやっておられるからか、1日の進行具合も実におだやかでに要領よく気負いもなく自然体で気持ちが良い。これ以上の気持ち良い流れの催しは、ないのではないか?とさえ思う。

 

終始穏やかで丁寧に対応される村山さん。
終始穏やかで丁寧に対応される村山さん。

その後、鏡山さん宅前の倉庫のような場所で、焚き火をしながら美味しいぜんざいを頂きつつ意見交換。若い人たちからも真剣な質問がたくさん寄せられる。

 

それに応える鏡山さんもまた、深い回答をされる。朝から夕方まで目一杯、充実の1日だった。やはり全ては現場に行って五感でそれを体験しないと判らないと思った。

自分はこれまで積極的に人に会うタイプではなかったので、出会って来た人は少ない。故に、だいたい良く覚えている。しかし、村山さんなどは、福岡自然農塾を代表する方でもあるので、それこそ年間数百人単位?で、人に御会いになっておられてるハズ。約15年振りに「お久し振りで〜す」なんて挨拶しても、にわかには思い出してもらえないもの無理はない。 

 

そう言いつつも会の最後には、ゆっくりお話する時間を与えて頂き、何とか無理やり思い出して頂いた(笑)。かつて村山さんと一緒に撮った、あるイベントでの記念写真をたまたま持って来ていたので(sayuさんにお見せしようと持って来てた)お見せすると、村山さんも自分も若く「いやぁ〜若いねぇ…そして懐かしい!」と、苦笑されていた。

 


今回の福岡自然農塾に行って思うことは多い。

全てを表すと相当長くなるので、以下箇条書きに留めるにする。

1、その現場に行かないと判らない、畑からの良いバイブレーション。優しく温かな感じ。根の強そうな草がない。
2、触ると土がとても柔らかい。自分の家の畑は、石灰等を入れてるせいか固い。歴然と違う。
3、コチラと同じ中間山地、イノシシ、アナグマの被害はあるし、マムシも出るとのこと。何故か安心する。
4、自然農は人の手を全く加えない訳ではない。手の加え方加減が難しい。
5、そこの土地で出来たものはそこの土地に帰す。持ち出さないし外から持ち入れないが基本。
6、自然農に害虫はいない。害虫、益虫という考え方がそもそもない。(これは、はっとさせられる!)
7、慣行農業(これまでの農業)より楽?
8、見学者は、あちこちから来ている。高知、宮崎、大分、移住して来たと言う人も多し。我らが佐世保からも結構多い。皆若く、自分が見る限り、マジに、とても出来た人ばかり!あまりに出来た人ばかりなので、茶々を入れたくなる不純な自分がいた。
9、サラリーマンの経済価値観を自然農に持ち込むのはちょっと違う。
10、自然農とは、単に野菜やお米を自然のまま作るのではなく、自然農という生き方のことである。

 

最後の一文は、特に補足が必要だと思われるので少し。「自然農」とは、誤解を恐れずに言えば、その提唱者である、川口由一(かわぐちよしかず)という方の自然哲学に基づいた生き方である。自然農法には、他にも福岡正信とか、最近では「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則氏なども入って来るかもしれない。それぞれ微妙に違いがあるにあるにせよ、いずれも熱心なフォロワーを形成している。

 
a
農塾で買って来た本。
農塾で買って来た本。

本当に理解しようと思えば、まず、川口由一氏の考え方、宇宙を知らなくては始まらない。何故なら全てはそこから派生してるからだ。

 

初めて福岡自然塾に行って、そう自分は理解した。ここから先は自分次第だ。一回の見学で、自然農を自分の家の畑で…、とは、すぐには行かないが、実際の現場で立派に育っている野菜類を見て、ゆるやかなショックを受けた。

 

夏草が勢い良い、夏の現場を見て見たいとも思った。福岡自然農の村山さん、鏡山さんその他の素敵なスタッフの皆さんありがとうございました!そして、 誘って頂いたsayuさんに心から感謝デス!

 

 

本日もご訪問ありがとうございます。それでも良い事がありますように!

 

  前へ                     次へ 

 

(500MB/476MB)

 

 

 

コメント: 10
  • #10

    planetary-n (火曜日, 03 6月 2014 15:12)


    tomomoさん、再びお越し頂き、ありがとうございます。

    tomomoさんのように、お仕事と畑のバランスでお悩みの方はたくさん、いらっしゃることと思います。福岡自然農塾見学誘ってくれた友人もそうです。経済中心の社会と自然のリズムは中々相性が悪いですね。やられてお判りかと思いますが、自然は待ってくれませんね〜。人間の都合なんて全くお構いナシ!ですからね。そこが痛快でもありますが。

    同じような立場の方の、お仲間をたくさん見つけられて、意見や考えをシェアし合うと、いろんなヒントが出て来るかと思います。

    ゼロ年代のはじめに、塩見直起氏が提唱した「半農半X」というコンセブトは新鮮でした。当のご本人、塩見さんとも、以前、直接お話出来るご縁を頂いたのですが、この発想は、農家とかにご縁がなくて、興味を持たれてる若い人たちに受け入れやすい、新しい考え方だと思いました。

    「半農半X」の特徴のひとつに、「小さな農的暮し」というのがあったと思います。大きくない面積の畑で、丁寧に野菜なり作物なりを作るという考え方ですね。その方が良いです。何故なら、その方が絶対的に幸せ感があるからです。この幸せ感を味わうのが大事と自分は考えます。

    慣行農業の方たちは、もう自分たちも年老いて来て、後継者もいない、耕作放棄地にせざるを得ない土地が荒れないように、草刈り等の整備、水路メンテナンス等しなくてはいけない、手間と時間とエネルギー。また、土地が在るが故に関係せざるを得ない、様々な農業関係の会合、共同作業、地域行事…、正直、かなり大変です。幸せ感が少ないです。

    作物を作る喜びより、土地の管理維持の方の大変さが上回ってしまいます。面積が大きいと、必然的にそうなってしまいます。塩見氏が、その著作で言ってますが、『人にはどのくらいの土地が必要か?』というトルストイの有名な寓話のことを、いつも思います。

    ヘルマン・ヘッセの『庭仕事の愉しみ』とかいう、魅力的な本もありますが、こちらも、大規模な農園のことを言ってるのではありません。面積は自分の手に負える範囲にして、そこで、丁寧に土作り、野菜作った方が、出来た幸せ感が大きい。まずはそのあたり、「半農半X」を目指されたら良いかと思います。

    それに飽きたらなくなったら、その時はまた、自分の内なる衝動、指針に従って進まれたら良いかと思います。

    自然農をお考えでしたら、世界で初めてエコ・ビレッジを作ったイギリスの『フィッドホーン』のことも、少し勉強なされると良いかと思います。探せば本も色々出てます。

    そもそも、植物とは何なのか? 土地とは何なのか? 荒れ果てた土地を世界中から見学者が来る農園に出来た秘密は? そこには精霊や見えない世界側からの配慮があります。「奇跡のリンゴ」の、木村さんもそうですが、そういうことへもご配慮されると、より良い自然農が出来て行くかと自分は思います。

    自分は立場上、tomomoさんのように、外部からの農業参入者という立場ではなく、住んでる実家が既に地域村落共同体の中に在ります。なので、ここに居る限り、良しきにつけ悪しきにつけ、この地域に戻って来た数年前には感じなかった、地域のしがらみに現在がんじがらめデス。正直、地域についての発言もままなりません。

    なので、そのあたりお察し頂けたら幸いです。(ですので、最近のブログは、そういう方面には一切触れていません)、田舎を変えるのは、「よそ者、若者、バカ者』と言われますが、その通りです。内部からは変わりません。

    読んで頂きありがとうございました。
    良い事がありますように!

  • #9

    tomomo (月曜日, 02 6月 2014 16:41)

    こんにちは♪またまたやってきました。
    「九州の食卓」夏号の発売を楽しみに待ってるところです。「九州のムラ」ですね♪
    TSUTAYAに行ってさがさねば!

    私事ではありますが、ストレンジさんが言われるように実際に野菜作りをやってみようと、町が管理している農業体験施設を利用させてもらい二年間施設の方々の力を借りて野菜を育ててきました。楽しかった~♪…しかし、農園に行く時間と仕事の時間が調整しずらくなってこの春から、続行を断念したのです。
    そうして、仕事に専念してるのですが、職業柄野菜を毎日使うし買い物行くと新鮮さを求め直売所に車走らせては道端の家庭菜園みては、
    あー畑がしたい、新鮮で美味しそう~♪とか
    いろいろ思って楽しくなるんです。
    最近は仕事の方を調整してまたなんか始めようと考えてます~

    そう考えてて、アンテナ張ってたら自然農塾てストレンジさんのhpに出逢いました。
    いろんな事、ご存じですごく見てしまいました。(私には難しい事ばかりですが…。。。)

    私事を書き綴りましてごめんなさい♪
    また新しい何かに出逢うように、
    インスピレーション感じとれるように行動あるのみですね♪
    また見させてくださいね♪
    それではまた☆ありがとうございました*

  • #8

    planetary-n (金曜日, 30 5月 2014 15:22)


    まぁ〜こんなネットの海の辺境にある、当「遊星測候所」に、わざわざお越し頂き、その上書き込みまで頂いて、まことにありがとうございます!

    季刊誌『九州の食卓』は、熊本から発行されているのですね。同じ季刊誌『九州のムラ』等といっしょに、書店では気になる雑誌であります。

    (因みに、『九州の食卓』HPに、今紹介されてる「田植え体験」の、阿蘇の、かるべさんと野中さんは、古〜い知人です。ご自宅も遊びに行ったことあります。もう、自分は忘れられてるかもですが、あはは。)

    糸島の福岡自然農塾は、ざっと20年以上の歴史あるところです。農業に興味おありでしたら、是非!PCやタブレットの前から、その現場へ赴き、何でも良いので、実際に自分の体や五感を使って体感されることを切に望みます。

    日本の農業の現場は、今、若い人の流入が望まれてます。それも、今まで、全く農家なんかにご縁がなくて農家に興味を持ってる、tomomoさんのような方々をです。

    と、言いますのも、それ以外には、もはや未来はないから…。(と、いろんな理由で自分は思います。)

    何か具体的に、たとえば野菜作りでも、田植えの手伝いでもやられて見て下さい。そして、たとえ何か失敗されても、そこから得るものは大きいと思います。

    近くの、いつものスーパーや産直所に並ぶ、野菜やくだもの、あるいはお米の見方が、キット変わられることと思います。

    当遊星測候所は、管理者である、私ストレンジ・Nが、まったくイイカゲンな性格なので、御覧のとおり、一貫性のない、とっちらかった粗忽なHPで、あまり言葉に説得性がないのデスガ、それでもそう思います。

    この度のご訪問、まことにありがとうございます!
    tomomoさんに良いことがありますように!
    Let it go!♪

  • #7

    tomomo (木曜日, 29 5月 2014 16:45)

    初めまして初めて書き込みしています。
    「九州の食卓」という地産地消マガジンに出逢い福岡県糸島市の自然農塾に興味が湧き、その流れに乗っていろいろと見ていたら…とても素敵な引き込まれてしまうブログを発見、拝見させて頂きました。
    農業…いろんな視点で奥深いものですね。
    勉強になりました。
    ありがとうございました。

  • #6

    planetary-n (火曜日, 14 2月 2012 09:05)

    tatsunariさん、書き込みありがとうございます。
    少し久し振りです。元気でやってますか。興味があるようでしたらご一緒しましょう。いつか、美味しいイタリアン作ってね。

  • #5

    tatsunari (月曜日, 13 2月 2012 23:59)

    お久しぶりです。誰だかわかりますかね。。
    自然農いいですね。名を知ってるだけで中身はよく知りませんが…。機会があれば触れてみたいものの一つです。

  • #4

    sayu (金曜日, 10 2月 2012 12:04)

    Nさんがおっしゃる「農家は国から国土を管理させられてる国の組合員という構図」はNさんからお話しを伺うまでは私には全然見えていませんでした。
    これだけ農業を生業としたい若者がいるのにそれに立ちはだかる構図。何とかならないのかなぁ・・・
    と、思っているところに、佐世保市からのアンケートが届きましたね。農地整備?に対する市民の考え、例えば、休耕地の活用法とか、佐世保市の農業や農地に対するあなたの思いを聞かせてください的な。
    なんてタイムリーなアンケート!!!と思い、下記のNさんのコメントのような事を書きました。そして、農業出身ではない、一般の人の中に、循環型農法や、自然農法に携わりたい人が増えている事。そういう人たちが、農地を借りたり、農業を始めやすいシステムや環境を整えて欲しいと書きました。
    佐世保市の方~返信の締切は今日!2月10日だったと思います。まだ返送されていない方、せっかくのチャンスなので、思われることを発信されて下さい!

  • #3

    planetary-n (金曜日, 10 2月 2012 00:55)


    注):このコメントは、下記のコメントの続きデス。(文字数制限5000文字をオーバーしたので2回に分けました)

    勝手に田圃の面積を縮小したり、宅地にも出来ません。つまり、農家は国から国土を管理させられてる国の組合員という構図になっています。そして、その間を 掛け持つのがJA 、農協ですね。よく時代劇で、御上と小作人の関係が出て来ますが、現代でも実は同じ構図があるということなのです。

    そして、ここが大事なところなのですが、今も実は、その時代劇の世界と同じで、農家の方たちは、国から『生かさず殺さず』の、実に上手い巧妙なやり方で、管理されています。

    たとえば、農家は、農家でないと土地を贈与したり出来ません。一般の方が農業したいと言ってもにわかには出来ない仕組みになっています。これだけ若い人がやりたがっているのにですよ。

    また、補助金という甘い汁をちらつかせ、政府にとって都合の良い農業のやり方を勧めます。現実に慣行農業でやってる人たちは、大体65才くらいが中心世代 なので、中にはずう〜とお米作り野菜作りしかやって来ておらず、良い方なのですが、その政府の、ある意味ずる賢い、その甘い汁の背後にある意図まで見抜け ない方もおられます。というか目先の甘い汁に目が眩むのですね。

    「こういう甘い汁かありますよ、如何ですか〜、それには、この条件を押えて下さいね。押えないと補助金を最初から遡って没収しますよ〜」というやり方で す。それが、自分が現在、地域で会計をまかされてる、中間山地直接支払交付金補助事業です。(補助事業はその他にも水・環境環境向上事業というものありま す)

    何を言いたいかと申しますと、慣行農業の世界では、若い人が農業をやりたくなるような、やりやすい状況が、全くない!ということです。自分が地域共同体のある、このあたりの慣行農業の世界に3年程関与して思うのは、これじゃ〜若い人が来ないもの無理はないという認識です。

    若い人に来てほしければ、若者が作業しやすい状況を整えなければ。と思うわけですね。しかし自分などはこの地域にあっては新米も良いところで、この地域共同体のある中では殆ど発言権もないに等しい。自分だけ自然農を大っぴらにやるには、にわかには難しいところがあります。

    なので、慣行農業ではなく、まったく違う人たちが自然農や、その他の有機農業からアプローチして行く方向は、とても自然な流れだと思います。これらが、慣行農業に替わって主流になることを願うばかりでデス。

    このテーマは深いので、また語って見たいと思います。ありがとうございます。

  • #2

    planetary-n (金曜日, 10 2月 2012 00:26)

    sayuさん、この度はお誘いまことにありがとうございました! お陰様で15年!越しの縁を再び頂きいたようです。まったくかような形で再び繋がるとは、人生の見えない計らい? を感じない訳にはいきませんね。

    自分の浅学な知識では、人との縁は人智を越えた天意だそうで、しかし、出逢ってからのその後はその人の自由だそうです。出逢いまでは、天意でセットされてるそうだが、それをを生かすもそうしないもは、その人次第というわけですね。再び巡りあった意味を自分なりに考え、ご縁を少なくとも無駄にしないように出来たらと思っています。

    あれだけの若者が自然農に興味を持って現実に真摯に具体的に動き出そうとしているのを間のあたりにして、実家が兼業農家だった自分は、色々なことを感じました。

    ひとつは、世の中の大きな変化です。自分たちが、就職の季節を迎えた1980年代初頭に、農業を初めとする第一次産業への仕事なんて、それこそ誰も見向きもしませんでした。(福祉関係も同じです)それが今や、それ以外に未来を見いだせなくなったのか?この農業を始めとする第一次産業への若者の関心の高さは、本当に隔世の感があります。

    もうひとつは、農業と言っても自然農が盛り上がっているわけで、かたや、慣行農業(従来の農業)は、私の地元の地域では若い人は誰もやろうとしていません。そして、政府が発表する農業人口には、これら沢山の自然農を始めた人、始めようとする人たちは全く入ってないという事実です。
        
    兼業農家に生まれながら、農家と国の関係がイマイチ判らなかったのですが、既存の農家は、自分勝手にに自由に田圃や畑を作れるようで、実は、そうでもないのです。全ての土地の面積や何を作るかを、毎年、御上(国に)報告しなければいけません。そういうことは、農家以外の方はあまり知らないことと思います。自分でさえ知りませんでしたらから。

  • #1

    sayu (木曜日, 09 2月 2012 08:23)

    Nさん、先日はお疲れ様でした!行ってよかったですねぇ。実際に現場で学ぶとほんと分かりやすいです。
    それに、ご縁を感じる再会もありましたね。10数年前、Nさんも私も、村山さんが書かれていた同じ「いのち」通信を受け取っていたとはおもしろい繋がりでした。
    私も、自然農はその頃から、いつかは!と思っていました。10数年の時を経て、自分にその準備が出来て、一緒にいかが?とお誘いしたご近所のNさんと、村山さんがお知り合いだったとは!
    また行って、耕さない、草を取らない、虫を敵としない、自然農の四季を見守りたいですね。