2014 夏旅回想5~聖地巡礼3 出雲へ

 出雲大社二の鳥居前。これ以上はないという天候に恵まれた。感謝!
 出雲大社二の鳥居前。これ以上はないという天候に恵まれた。感謝!


          奈良から出雲へ


8月30日(土)  夏休み最後の土曜日、早朝6時、自分は島根県の出雲市JR出雲市駅前にいた。天気は涼しく快晴になりそうだ。昨日早朝、奈良のTさんMさんに御礼しお別れして、終日18切符で西へ移動。岡山からJR伯備線に乗り換え山間の中国地方を横断し、夜8時過ぎ出雲市に到着した。事前に調べていた駅すぐ側のネットカフェにて一泊し今に至っている。
     
ネットカフェ利用はこれで2回、冬と夏1回ずつ経験した。

未経験の方の為に簡単に紹介しマス。

 

ネットカフェは、自分が思うに意外と快適である。シャワーもあるし、床が柔らかマットの個室を選択すれば無料毛布にて十分就眠可。冬は暖房で暖かく、夏は冷房で涼しい。外出も自由。雑誌コミックは山のようにアリ。自分は食事後入ったので利用しなかったが食事も可。ヘルシーな無料の飲み物もある。勿論ネットは常時使用可。

 

この日は週末で他の個室も人の気配けっこうアリ。この全くの独りと言う感じでもなく、かと言って他者と濃密に触れ合うでもない距離感が、自分には心地良い。そして基本、図書館のように静かだ。これで2000円ちょっとは有り難い。そもそも日本の宿は安いところでも基本キレイだと思う。感謝である。以上ご参考になれば幸い。
                 

 

                                出雲大社駅〜門前町

 

 
出雲大社へはバスもあるのだが、JR出雲市駅に隣接する私鉄「一畑電車」を利用した。2両の可愛い電車だ。約20分余490円。このあたりはもう、夏休みは終わって2学期が始まってるのか、早朝の車内は学生が殆どだった。

 

車窓からゆっくり流れる外の風景を見てて思ったのだが、ここも古都奈良と同じように、田圃や畑の緑も多くて沿線の風景と家々の佇まいが実にきれいだ。家々は山の手の豪邸でもないし屋敷町でもない。しかし、どの家も手入れが行き届いていて気持ち良い。マンション等もないので圧迫感もない。

住んでる人たちが、ここが神話の里、出雲大社の町であることに、誇りを持ってるのだろうと思う。そうとしか思えない配慮を、その後、実際に出雲大社付近の門前町を歩いてあちこちに感じた。

ほどなく出雲大社駅に着く。未だ早朝だ。時間はたっぷりある。自分は、『古事記』や『日本書紀』にも登場する、神話の浜「稲佐の浜(いなさのはま)」へ、まず行って見ることにした。

 

ここには毎年旧暦10月に全国の神様が降り立ち、そこから出雲大社へ向かうとも言われてる。大社駅からは西へ1kmくらい行った先の砂浜の海岸だ。駅前はもう出雲大社の参道に続く通りなのだが、そこを横断し、参道沿い以外の門前町をゆっくりと歩くことにした。

殆どの参拝客もここまでは来ないだろうと思う路地や通りを、西にある海の方へ進んで見る。後で気付いたのだが、そこは「神迎えの道」と言われてる通りだったらしく、老舗旅館やそば屋さんや和菓子屋が並ぶ。

 

その落ち着いた道沿いは、どの家も軒先に花を飾り、通る人におもてなしの心を配していた。これが殆ど、どの家もやってるのに驚く。管理する方も大変だと思うが、義務感からではなく、むしろ出雲大社の門前町であるこの地への、誇りと愛があるのだな〜と自分は感じた。素晴らしい限りだった。


             出雲巡礼1
               稲佐の浜


「稲佐の浜(いなさのはま)」は、遥か昔、国造りの神話の舞台となった有名な浜だそうだ。遠浅の砂浜は美しく、西の海は8月最後の土曜日、快晴の空を映して穏やかな青色だった。浜昼顔が咲いている広々とした砂浜沿いを、西から北の方へと目を移すと、砂浜のど真ん中に、そこだけ、島というか小山がぬっくとある。バランス上すごく不自然にそこにある。

普通、海沿いの小島というのは、海中にある島が岸辺の砂浜で繋がっていたり、潮が満ると陸と離れたりするようなイメージだが、ここはもう~全く違う。そもそも島など全くなさそうな砂浜の真ん中に、まるで別世界からテレポテーション?あるいは天から舞い降りたように、丸い小島?というか小山がある。

弁天島と呼ばれるこの島は、豊玉姫命(トヨタマヒメ)を祀ってあるそうだ。島の頂上近くに鳥居が見える。この島自体が、神籬(ひもろぎ)・磐座(いわくら)なのだろう。そのシュールな島を眺めてると、まるでSF映画の傑作『猿の惑星』第1作の、あの衝撃的なラストシーンのような不思議な気分になった。今ここに神話の世界が重なってるような感じ。その神話の世界は、過去というよりは「懐かしい未来」という感じでもある。時間は実は円環なのだと密かに思っている。

稲佐の浜の砂を、出雲大社内の摂社スサノオノミコトを祀ってある 素鵞社(そがのやしろ)にまき、そこにある砂を持ち帰り家の庭にまくと良い、とされているので、少し取って出雲大社へ向かった。

 

                 ▼ 稲佐の浜( 撮影:ストレンジ・N )


            出雲巡礼2
          出雲大社参拝


自分は出雲大社については良く知らない。え~知らずに行ったの? 一応最低限の服装や参拝マナー、出雲大社独特の「2拝4拍手2拝」参拝の方法は押えたつもりだが、大社自体の歴史的背景はあまりに厖大な気がしてしっかりとは把握せず来た。しっかり調べて行くのも良いが、どのみちご縁がなければ行けない、行かない場所だと思う。そのあたりは自然にまかせた。因幡の白うさぎ。大黒様。縁結びの神。毎年旧暦10月に神々が結集。古代出雲大社は巨大神殿があったらしい。60数年ぶりの式年遷宮。その程度である。

出雲大社は、大黒主大神を祀る。大黒主大神は、稲佐の浜にて、アマテラスの使者から国譲りを要請され、幽界側の主となる。ざっくり言えば、見えない世界側を司どるわけだ。国津神(クニツカミ)系を代表する神社で、天津神(アマツカミ)系の代表である伊勢神宮とは、いわば陰陽の関係にある。

2013年、日本を代表するこの2つの聖地が、同時に式年遷宮をした。同時は日本の歴史始まって以来のことらしい。そして今年2014年に、ご存知、出雲国造家と伊勢神宮を氏神とする天皇家が御結婚。これらは、少し出来すぎとも言えるシンクロニシティだ。D・ボーム的に言えば、明在系の伊勢神社から暗在系の出雲大社へ、見えない力が移行して行く歴史的ターニングポイントが、2013~14なのでは?と思っている。

      (▼クリックで拡大、スライドショー)

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                            500MB/476MB(95.31%)

 

注):500MB/498MB (99.82%)だったが、HP内ゴミを整理し空き容量作成。

    

 

 

 

 

 

 

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